お気に入りのソープ嬢と
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今から4~5年前の事なので、私が30代後半の出来事です。
外見は至って普通で平凡、どこにでも居そうなサラリーマン・公務員タイプですが、仕事は自営業です。
風俗遊びは好きな方で、月に最低1回はソープやデリヘルなどを利用していました。
その中でも、某ソープ店のユリさん(仮名)はかなりのお気に入りで、数か月に一度は必ずお世話になり、向こうも私を本名で呼ぶほど親しい関係が1年ほど続きました。
ユリさんの外見は女優で例えると長澤まさみさんの様な本格的な美人で年齢も20代後半程度、なのでこのソープ店でも一二を争うトップランカーです。
だから、本来はもう少し通いたくても、こちらの仕事や給料の都合と彼女の出勤日が合致したり、予約レースで敗れるので、数か月に一度ペースとなっていたのです。
そんな美人な彼女が言うには私は、
「最高のお客で大好き」
だそうですが、もちろん本気にはしていませんでした。
あくまでもソープ店における人気嬢と常連客の一線は弁えていたからです。
そんなある日、いつものように体を洗ってもらいながら世間話をしていたら、最近お互いに外食をしていないと言う事で盛り上がりました。
私は冴えない独身中年オヤジなので当然なのですが、彼女はどう見ても友人や彼氏と外食をしていると思ったのですが、私の話に合わせて気を遣っているのだと察したのです。
しかし、その翌月にも体を洗ってもらいながら、
「私、本当に食事にいける人が居ないんだよ」
「少しは信じて欲しいな」
と言ってくるのです。
そこでふと、これは先月の会話の事を言っていると気付きつつも、他の客にも同じことを言っているに違いないと、私は思ったのです。
だから、本気にしたら馬鹿をみると冗談っぽく、
「ダメだよ、俺には気を遣わなくていいよ」
と言ったら、
「どうして携帯番号聞いてくれないの?
」と、少し不機嫌に言うのです。
彼女曰く、殆どのお客は飲みや食事の誘いをするし、電話やメルアドをしつこく聞いてくるそうです。
特に常連になれば絶対で、その中で私だけが聞いてこなかったそうです。
だから、気になって仕方がなかったそうです。
でも、それでも営業トークではないかと信じられないものです。
こっちは、単に風俗遊びのマナーと、自分に自信がなかったから、誘いや電話番号を聞かなかっただけで、何も計算や駆け引きはないのです。
「それなら、今から焼肉でも食べにいく?」
と言いました。
彼女はこの後もお客が居るので当然断られると前提の上で誘ったのです。
すると、
「今日は夕方までだから、6時からならいけるよ。行こう!」
と逆に今晩の焼肉デートが決定したのです。
初めて見た彼女の私服姿はまるで真面目な大学生のように地味で、お店でのキャミソール姿に慣れていたのでそのギャップが妙に色っぽいのです。
カウンターで隣り合って食べると、時々口元を拭いてくれたり、焼けた肉を取ってくれます。
何度も、あれこんなにいい子だったのかと、首をかしげたくなるほどです。
彼女の外見やスタイルが気に入り常連となったのに、気が付けば性格の良さに惹かれていたのです。
お酒も飲んだので、どちらともなく自然とラブホテルに向かうと、彼女の握る手がどんどん強くなるのです。
そして会話も少なく、時には下を向くほどです。
すると、
「お店で働くようになってから初めて、ホテルに入る」
と言うのです。
ソープ嬢なのに、そんなの嘘だろと、思いました。
しかし、部屋に入る普通にキスをして下半身を触ると、これまで何度も何度も触った彼女のアソコは尋常ではないほど濡れているのです。
かくいう私も、昼過ぎに彼女に一度抜かれているのに、近年稀にみるほど勃起しています。
何度も嘗め尽くした彼女の体が、本当に別人の様に感じるのです。
少し触れただけで、普通の子のように反応し体が赤くなる彼女を見て、セックスはムードが大事なんだと再確認しました。
お店での彼女は仕事用で自分を偽り、そして今の彼女が本来の姿なのでしょう。
いや、その時の彼女も偽りなのかも知れません。
でも、それでも別の彼女を見れただけでラッキーなのです。
ソープ嬢と本当に極普通のセックスがここまで興奮するとは、後にも先にもこの時がいちばんです。
バイブ、アナルプレイなど凝ったものは皆無で、キスと挿入だけがメインの見方によっては面白味がない淡白なものです。
でも、人気ソープ嬢が普通の女に戻るには不器用なぐらいに普通のプレイが良いのだと、聞いた事もない喘ぎ声と溢れるスケベ汁の量から感じ取れました。
その後どうなったかと言うと、数か月に一度はお店に通い、その後はデートや食事をしてホテルに行くのが二人の定番となりました。